開店から3週間
2012年08月05日
おかげさまで「ボナペティ国立」の開店から3週間が経ちました。なんとかやっています。
「疾風怒濤」という言葉がありますが、まさにそんな感じでした。疾風怒濤の時代とは青春時代を指し示す言葉として勉強しませんでしたか?自身の身の内側からほとばしり出る、自分としてはどうにもコントロールできない衝動ですが。なんかそんな感じでした。
夫婦ともに爆睡しています。
店のメニューの中に増えてきたのがオクラです。「ボナペティ国立」は旬の食材を生かしたサラダを作るというのがコンセプトですので、オクラが旬を迎えているということですね。
オクラはアフリカ原産であるとされる葵科の植物です。「陸蓮根(おかれんこん)」と呼ばれることもある、というのは断面が蓮根の断面を彷彿とさせるためでしょうか。
一番の特徴はあのネバネバですね。ネバネバのもとはムチンという糖タンパク質で、粘膜を保護して他のタンパク質の吸収を助けるという特徴があります。この季節は感染症の多い時期です。荒れた胃壁から体内に菌が侵入するのを防止するためにもムチンは役立つ存在です。
同じムチンのネバネバ仲間でヤマイモがあります。ヤマイモはいろいろな役立つ酵素を含んでいますが、たいていの酵素は熱に弱いという特徴があります。それで、すり下ろしを食べるというのは大変に理由のあることだったのです。ヤマイモをおろして、オクラをさっと茹でて簡単に輪切りにしたものと和え、マグロにかけていただく。これが一番です。夏ばての身体にマグロのタンパク質をさっと届けて元気にしてくれます。
夏はネバネバ食で乗り切りましょうね。
「疾風怒濤」という言葉がありますが、まさにそんな感じでした。疾風怒濤の時代とは青春時代を指し示す言葉として勉強しませんでしたか?自身の身の内側からほとばしり出る、自分としてはどうにもコントロールできない衝動ですが。なんかそんな感じでした。
夫婦ともに爆睡しています。
店のメニューの中に増えてきたのがオクラです。「ボナペティ国立」は旬の食材を生かしたサラダを作るというのがコンセプトですので、オクラが旬を迎えているということですね。
オクラはアフリカ原産であるとされる葵科の植物です。「陸蓮根(おかれんこん)」と呼ばれることもある、というのは断面が蓮根の断面を彷彿とさせるためでしょうか。
一番の特徴はあのネバネバですね。ネバネバのもとはムチンという糖タンパク質で、粘膜を保護して他のタンパク質の吸収を助けるという特徴があります。この季節は感染症の多い時期です。荒れた胃壁から体内に菌が侵入するのを防止するためにもムチンは役立つ存在です。
同じムチンのネバネバ仲間でヤマイモがあります。ヤマイモはいろいろな役立つ酵素を含んでいますが、たいていの酵素は熱に弱いという特徴があります。それで、すり下ろしを食べるというのは大変に理由のあることだったのです。ヤマイモをおろして、オクラをさっと茹でて簡単に輪切りにしたものと和え、マグロにかけていただく。これが一番です。夏ばての身体にマグロのタンパク質をさっと届けて元気にしてくれます。
夏はネバネバ食で乗り切りましょうね。
Posted by シオチャン at 21:49│Comments(3)
│サラダとジュースの店
この記事へのコメント
照会(みと・あかつかカンファレンス)
学術秘書
池田です。
「ムチン」と記述する根拠についてご教示くださいますようお願いいたします。
※参考
[1]デジタル大辞泉:
ムチン(mucin)
動物の上皮細胞・粘膜・唾液腺などが産生する粘性物質の総称。糖たんぱく質の一種で、アミノ酸がつながったポリペプチド鎖に糖鎖が枝状に結合した構造をもつ。
[補説]オクラや山芋などに含まれるぬめり成分もムチンと呼ばれることがある。これは高分子の多糖類とたんぱく質が結合したもので、動物の粘液に含まれるムチンとは異なる。
https://kotobank.jp/word/%E3%83%A0%E3%83%81%E3%83%B3-140618
[2] 丑田公規「クラゲの有効活用の限界とムチンの化学」『化学と教育』Vol. 65 (2017) No. 5 p. 228-231:
ムチンという化学物質については,一般人のみならず専門家の間にも誤った情報や呼称が広がっている。そこで,一般の化学教育に携わっている方に正確な情報をていねいにお伝えするため本稿を執筆することにした。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kakyoshi/65/5/65_228/_pdf#page=3
では。
この件に関するお問い合わせ先:
みと・あかつかカンファレンス事務局長
ラクトース研究班「いもいち2025」班長代理
有限会社学術秘書
本店営業部
池田剛士
〒311-4141
茨城県水戸市赤塚1-386-1-107
電話:029-254-7189
携帯:090-4134-7927
学術秘書
池田です。
「ムチン」と記述する根拠についてご教示くださいますようお願いいたします。
※参考
[1]デジタル大辞泉:
ムチン(mucin)
動物の上皮細胞・粘膜・唾液腺などが産生する粘性物質の総称。糖たんぱく質の一種で、アミノ酸がつながったポリペプチド鎖に糖鎖が枝状に結合した構造をもつ。
[補説]オクラや山芋などに含まれるぬめり成分もムチンと呼ばれることがある。これは高分子の多糖類とたんぱく質が結合したもので、動物の粘液に含まれるムチンとは異なる。
https://kotobank.jp/word/%E3%83%A0%E3%83%81%E3%83%B3-140618
[2] 丑田公規「クラゲの有効活用の限界とムチンの化学」『化学と教育』Vol. 65 (2017) No. 5 p. 228-231:
ムチンという化学物質については,一般人のみならず専門家の間にも誤った情報や呼称が広がっている。そこで,一般の化学教育に携わっている方に正確な情報をていねいにお伝えするため本稿を執筆することにした。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kakyoshi/65/5/65_228/_pdf#page=3
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〒311-4141
茨城県水戸市赤塚1-386-1-107
電話:029-254-7189
携帯:090-4134-7927
Posted by 池田剛士 at 2017年11月13日 22:20
情報提供(みと・あかつかカンファレンス)
“※参考”を追加いたします。
http://acsec.jp/maffgo.html
[3]岩波書店『広辞苑 第七版』(2018年1月12日発売):
http://kojien.iwanami.co.jp/
[4]理化学研究所:
2018年1月1日時点では、植物においてムチンは確認されていません。
http://www.riken.jp/pr/press/2009/20090415_2/
では。
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電話:029-254-7189
携帯:090-4134-7927
“※参考”を追加いたします。
http://acsec.jp/maffgo.html
[3]岩波書店『広辞苑 第七版』(2018年1月12日発売):
http://kojien.iwanami.co.jp/
[4]理化学研究所:
2018年1月1日時点では、植物においてムチンは確認されていません。
http://www.riken.jp/pr/press/2009/20090415_2/
では。
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ラクトース研究班「いもいち2025」班長代理
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本店営業部
池田剛士
〒311-4141
茨城県水戸市赤塚1-386-1-107
電話:029-254-7189
携帯:090-4134-7927
Posted by 池田剛士 at 2018年01月10日 00:34
お願い(みと・あかつかカンファレンス)
CC 厚生労働省健康局健康課栄養指導室
学術秘書
池田です。
記事の修正をお願いいたします。
修正が必要な記事の一覧、Googleキャッシュ検索の結果(site:shiosan.tamaliver.jp ムチン)も併せてご確認ください。
https://www.google.co.jp/search?q=site%3Ashiosan.tamaliver.jp+%E3%83%A0%E3%83%81%E3%83%B3&oq=site%3Ashiosan.tamaliver.jp++%E3%83%A0%E3%83%81%E3%83%B3&aqs=chrome..69i57j69i58.9239j0j7&sourceid=chrome&ie=UTF-8
修正の際のポイントは、3つあります。
(1)「ムチン」という言葉を使うこと自体が誤り。
(「植物」の話をしていて、「ムチン」について語ること自体ナンセンスです。)
(2)「ムチン」と関連付けて語られてきた、夏バテ解消、スタミナ食材、疲労回復といった健康効果も全く根拠なし。
(「健康効果」は、ヒトや動物から分泌される「ムチン」本来の働きから想像された話であって、食べてどうこうの話ではありません。)
(3)「ネバネバの正体は『ムチン』」も誤り。
(「ムチン」は「糖たんぱく質」といわれますが、「植物の『糖たんぱく質』」はネバネバしていません。)
「植物の粘性物質をムチンと呼ぶことの根拠や起源」が判明いたしました。
(「『mucin』と『mucus』の混同」ないし「『mucus』の誤訳」が誤報の原因でした。
つまり、動植物の粘性物質をムチンと呼ぶ「学説」は存在しません。
http://acsec.jp/mucin.html
)
“フィッシャーの呪い撲滅キャンペーン”へのご理解、ご協力をお願いいたします。
http://acsec.jp/maffgo.html
※虎の門外の変:
家来たちは、子どもを殺した。
http://toranomon.nokyoko.jp/
では。
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〒311-4141
茨城県水戸市赤塚1-386-1-107
電話:029-254-7189
携帯:090-4134-7927
CC 厚生労働省健康局健康課栄養指導室
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池田です。
記事の修正をお願いいたします。
修正が必要な記事の一覧、Googleキャッシュ検索の結果(site:shiosan.tamaliver.jp ムチン)も併せてご確認ください。
https://www.google.co.jp/search?q=site%3Ashiosan.tamaliver.jp+%E3%83%A0%E3%83%81%E3%83%B3&oq=site%3Ashiosan.tamaliver.jp++%E3%83%A0%E3%83%81%E3%83%B3&aqs=chrome..69i57j69i58.9239j0j7&sourceid=chrome&ie=UTF-8
修正の際のポイントは、3つあります。
(1)「ムチン」という言葉を使うこと自体が誤り。
(「植物」の話をしていて、「ムチン」について語ること自体ナンセンスです。)
(2)「ムチン」と関連付けて語られてきた、夏バテ解消、スタミナ食材、疲労回復といった健康効果も全く根拠なし。
(「健康効果」は、ヒトや動物から分泌される「ムチン」本来の働きから想像された話であって、食べてどうこうの話ではありません。)
(3)「ネバネバの正体は『ムチン』」も誤り。
(「ムチン」は「糖たんぱく質」といわれますが、「植物の『糖たんぱく質』」はネバネバしていません。)
「植物の粘性物質をムチンと呼ぶことの根拠や起源」が判明いたしました。
(「『mucin』と『mucus』の混同」ないし「『mucus』の誤訳」が誤報の原因でした。
つまり、動植物の粘性物質をムチンと呼ぶ「学説」は存在しません。
http://acsec.jp/mucin.html
)
“フィッシャーの呪い撲滅キャンペーン”へのご理解、ご協力をお願いいたします。
http://acsec.jp/maffgo.html
※虎の門外の変:
家来たちは、子どもを殺した。
http://toranomon.nokyoko.jp/
では。
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電話:029-254-7189
携帯:090-4134-7927
Posted by 池田剛士 at 2018年04月14日 12:01