節分、恵方巻反対!
2013年02月08日
ものすごーく長い間、ご無沙汰してしまいました。ブログは読んでもらおうと思ったら、「こまめに書く」というのが原則だそうですね。もともと読者があまりいないブログなので、もう完璧にだめかもしれない。
頑張ってみます!
今回は遅ればせながら「節分」について。
節分に豆まきをするというのはもともとは別の行事であったらしいです。鬼を追い払うというのは、宮中で行われていた追儺(ついな)という行事があって、それが節分と合体したもののようです。
宮中では年の暮れに邪鬼を追い払って新年を迎えるという行事がありました。平安時代の行事です。
節分とは季節と季節の分かれ目、結節点といっていいでしょうか。つまりは冬から春へ変わる=過渡期に相当する日といえます。過渡期という中途半端な状態には鬼が出没することになります。日本では古来から子供でもない、大人でもない状態とか、川で隔てられた土地の中間点=橋の上とか、道が左右に分かれる場所=分かれ道の角とか、どっちつかずの状態や場所に魑魅魍魎・邪鬼が出没すると考えていました。だから早く通過してしまう方が良いわけで、成人の儀式をする時には、その人はまだ成人になっていない訳ですから、しっかりした大人が見守っていてやらねばならないし、道の角には鬼封じの魔除けが設置されました。鬼が跳梁跋扈しやすい日が節分です。通過儀礼はもっとも大切にされた儀式でしたが、それというのも邪鬼が人に憑りつかないようにするためでした。
そういったことがあって年末行事であった鬼やらいが節分にやってきたということでした。
その節分に何故まるで関係のない「のり巻き」を恵方巻と称して食べるのか。
最近はマスコミでも、これは明治以後の風習であるというコメントがなされていますが、一向に止む気配がありませんね。 古来から日本にこんな行事はなかったのにね。
関西、大阪の海苔問屋がある船場から始まったとする説が強いようです。関東で流行らせたのは〇〇寿司チェーンとコンビニチェーンであるのは明らかだそうです。
一本の巻物を恵方に向かって黙って食べる。なんか不気味な風習ですね。こんなのヘンだと思いますよね。本来はもうちょっと楽しい行事であったはずなのに。
関東の江戸っ子に憧れる方々。こんな行事は止めましょうよ。少なくとも関東の風習にはないものですから。もっと粋なことしましょう。
頑張ってみます!
今回は遅ればせながら「節分」について。
節分に豆まきをするというのはもともとは別の行事であったらしいです。鬼を追い払うというのは、宮中で行われていた追儺(ついな)という行事があって、それが節分と合体したもののようです。
宮中では年の暮れに邪鬼を追い払って新年を迎えるという行事がありました。平安時代の行事です。
節分とは季節と季節の分かれ目、結節点といっていいでしょうか。つまりは冬から春へ変わる=過渡期に相当する日といえます。過渡期という中途半端な状態には鬼が出没することになります。日本では古来から子供でもない、大人でもない状態とか、川で隔てられた土地の中間点=橋の上とか、道が左右に分かれる場所=分かれ道の角とか、どっちつかずの状態や場所に魑魅魍魎・邪鬼が出没すると考えていました。だから早く通過してしまう方が良いわけで、成人の儀式をする時には、その人はまだ成人になっていない訳ですから、しっかりした大人が見守っていてやらねばならないし、道の角には鬼封じの魔除けが設置されました。鬼が跳梁跋扈しやすい日が節分です。通過儀礼はもっとも大切にされた儀式でしたが、それというのも邪鬼が人に憑りつかないようにするためでした。
そういったことがあって年末行事であった鬼やらいが節分にやってきたということでした。
その節分に何故まるで関係のない「のり巻き」を恵方巻と称して食べるのか。
最近はマスコミでも、これは明治以後の風習であるというコメントがなされていますが、一向に止む気配がありませんね。 古来から日本にこんな行事はなかったのにね。
関西、大阪の海苔問屋がある船場から始まったとする説が強いようです。関東で流行らせたのは〇〇寿司チェーンとコンビニチェーンであるのは明らかだそうです。
一本の巻物を恵方に向かって黙って食べる。なんか不気味な風習ですね。こんなのヘンだと思いますよね。本来はもうちょっと楽しい行事であったはずなのに。
関東の江戸っ子に憧れる方々。こんな行事は止めましょうよ。少なくとも関東の風習にはないものですから。もっと粋なことしましょう。
Posted by シオチャン at 18:43│Comments(2)
│サラダとジュースの店
この記事へのコメント
こんにちは。
大阪出身の夫と結婚した10年前、
「大阪では節分の日に、太巻きを無言で一気に食べる」と聞いて、
あまりのおかしさに大笑いしました。
なにそれーーーーって。
でも、すっかり当たり前になりましたね。
何でこんな短期間に定着したか!?
それはきっと・・・
食事の支度が一回、「太巻きを買ってくる」
だけで済むからでしょうねえ~~~
ラクに出来る風習は、簡単に定着するんだと思いますよ。
私はおせち料理をだいたい手作りするけど、
近いうち、変態扱いされると思います。
手間がかかるから、手作りおせちは廃れつつあるけど、
有名店の高級おせちは売れてますから・・・
大阪出身の夫と結婚した10年前、
「大阪では節分の日に、太巻きを無言で一気に食べる」と聞いて、
あまりのおかしさに大笑いしました。
なにそれーーーーって。
でも、すっかり当たり前になりましたね。
何でこんな短期間に定着したか!?
それはきっと・・・
食事の支度が一回、「太巻きを買ってくる」
だけで済むからでしょうねえ~~~
ラクに出来る風習は、簡単に定着するんだと思いますよ。
私はおせち料理をだいたい手作りするけど、
近いうち、変態扱いされると思います。
手間がかかるから、手作りおせちは廃れつつあるけど、
有名店の高級おせちは売れてますから・・・
Posted by ハットリ at 2013年02月10日 20:45
なるほど主婦の視点ですね。無言で食べる前には手巻き寿司をみんながそれぞれ各人好きなまものを巻いて食べていたという話も聞いています。それなら和気藹々として楽しそうでいいですよね。食欲もわきますね。民間の宗教儀式で全員が無言というのはあまりないですね。宮の中ではありますが。
Posted by シオチャン at 2013年02月12日 17:19